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GCP Professional Cloud Architect(PCA) 資格試験合格体験記と準備のコツ

GCP Professional Cloud Architect(PCA) 資格試験合格体験記
韓国時間2025年6月1日、Google Cloud Professional Cloud Architect (PCA) 資格試験に合格しました。
毎年6月末に会社での賃金交渉が行われるタイミングで、専門性をより高く評価してもらいたくて挑戦しましたが、なんと一発で合格しました!(笑) ^_^
この記事では、GCP PCA資格試験を準備して感じた勉強戦略、役立った資料をシェアしたいと思います。
この記事を検索してきた方々に、特にクラウドキャリアを強化したい方やクラウド資格を探している方々に役立てていただければと思います。
💬 資格試験勉強を始めたきっかけ
- 会社の年俸交渉が近づいており、自分の専門性をもっとアピールしたくて
- 現在勤めている会社が外国(アメリカ)の会社で、少しでも実力がないと解雇される可能性が高いので
- とにかくクラウドエンジニアなので、専門分野は勉強しないといけないなと思って
一番のモチベーションはやはり中項目ですが(笑)、とにかく年数が積もってきたものの、今までしっかりと扱ったクラウドはAWSだけだったので、今回は自分の専門性を証明したくて勉強を始めました。
📌 クラウドの事前知識
クラウドエンジニアとしての経験は3.5年なので、クラウド全般については知識があります。ただ、私はAWSしか使ったことがなかったので、Google Cloudアーキテクチャには全く馴染みがなく、基本から勉強を始めました。
🧠 勉強プランの概要
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概念整理(1日)
Google Cloud Architecture Framework
を中心に文書を精読- IAM、VPCピアリング、Interconnect、Load Balancerの種類など基本的な内容を整理
- 2〜3ページほどにまとめました。かなりうまく要約できたので、試験問題がほとんどここから出て、スムーズに受験できたようです。
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過去問題&シナリオ練習(10日): 無料で勉強したい方におすすめ
- Examtopic
- 有名な無料ダンプ問題集
- どこかでGoogleキャッシュを使うと、後の問題も無料で解けると言われていますが、2025年5月現在、これはできなくなったと思われます。昨年まではうまくいったのですが、今はダメですね。
- ExamPrepper
- 最近人気が出てきている無料ダンプサイト。Examtopicのライバル
- 無料で問題をたくさん解けます。私はここで試験勉強を進め、問題もかなり出題されました。
- ケーススタディでは最適な答えを選択
- PCAではMountkirk Games、TerramEarthだけが出題されます。他は勉強しなくてもOK。
- ChatGPTで質問して、間違いを修正しながら理解を深めました。なぜこれが答えなのか、他の選択肢はなぜ違うのか、ずっと質問しました。
- 有料問題はUdemyで購入して解くことが多いようです。私はExamPrepperだけを使ったので、他はわかりません。
- Examtopic
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整理(1日)
- 間違えた問題を復習: 新しい概念よりも、わからなかった問題の答えを覚える練習をしました。答えを選ぶ力も実力の一つ(笑)
- 各シナリオタイプのサービスの組み合わせを再確認
- 試験環境を整える
✍️ 試験情報&ヒント
- 試験言語: 英語(日本語は対応していますが、韓国語はサポートされていません)
- 試験形式: オンライン / オフライン
- セキュリティが非常に厳しいので、設定が面倒ならオフラインで受験することをおすすめします。
- 問題数: 50問
- 私の場合、1番から10番までがケーススタディ問題
- その後は基本的なGCPおよびクラウドに関する問題が出題されます。
- 試験時間: 2時間
- 合格基準: 80%以上
Googleの資格はクラウド業界でも難しいと評判です。勉強を始めた当初はなぜかと思いましたが、実際に言語の壁が一番の問題でした…韓国語がサポートされていないため、非常に苦労しました。どこまで時代が進んでも日本語には対応してい
🌏 オンライン試験の申請と準備
- 試験申請: https://www.webassessor.com/googlecloud にアクセス -> Access Webassessor -> Access Webassessorをクリックして希望する試験形式を選択。私はオンラインで実施。
- マイク、ウェブカムのシステム設定: https://www.kryteriononline.com/systemcheck
- セキュアブラウザプログラムのインストール
- https://www.webassessor.com/googlecloud にアクセス -> My Assessments -> Install New Secure Browserをクリック
- プロフィール確認
- https://www.webassessor.com/googlecloud にアクセス -> Profile -> My Information -> Legal First Name, Legal Last Nameの確認
- バイオメトリックプロフィール作成
- https://www.webassessor.com/googlecloud にアクセス -> My Assessments -> メガネを外して顔写真を撮る
- 私は設定を忘れて夜中に写真を撮ったのですが、Googleのアルゴリズムは反射光に非常に敏感なようで、あまりにも明るすぎたり暗すぎたりすると何度も失敗しました。昼間に撮ることをお勧めします。
- その他の準備物: IDカード(パスポート)
📝 試験の感想
- 部屋をミニマリスト風に整えているならオンライン、そうでないならオフラインをお勧めします
- オンラインでは非常に厳しくチェックが行われます。机の左、右、前、後ろ、隅々を撮影するのは基本で、ノートパソコンを使って周囲を一周しながらカメラに映るようにしてもらいます。
- モニターアームなどがある場合は必ず片付けるように言われますが、こうした作業は分解・組み立てに時間がかかるので、時間を無駄にするくらいならオフラインの方が便利かもしれません。
- この準備にかかった時間分、試験時間が追加されますので、監督官の指示に従って周囲環境のチェックをしてもらいましょう。
- 実際の試験時間: 1時間
- 試験を午前3時30分に受けたので、早く寝たかったため、わからない問題は適当に選んで終わらせました。
- 個人的にはわからない問題を見ても正しい答えが出るわけではないので、このような状況で悩むよりも体力と時間の無駄だと思い、十分に自分ができたと感じた時点で試験を終了しました。
- ダンプのおすすめ: インターネットのダンプ問題集は意外と役立ちました。15問程度は同じ問題が出ました。問題は似たようなものなので、概念をしっかり勉強していれば他の問題も解けると思います。
- ただし、Case Studyはダンプ問題をたくさん解いても正答率が低くなると思います。この問題の特性上、すべての選択肢が答えになり得るため、非常に混乱しやすいです。時間が足りない人は、Case Studyを飛ばして他の問題に集中するのも良いかもしれません。
- 実際のサービス経験がない場合、難しい問題もありました。私はAWSでの経験をもとに問題を解きました。
- 合格通知は直接送られません。試験完了後に出るFAIL/PASSのみ、またはCredlyバッジで合格を確認する必要があります。アメリカ時間で5月31日に合格したのですが、この記事を書いている6月15日現在、メールは一切届いていません。これが大企業のやり方…?
💡 追加のコツ
- Google Cloudコミュニティやオンラインスタディに参加すると、試験バウチャーを取得でき、なんと50%オフで試験を受けられることがあります。
- GCP PCA資格を取得すると、将来的にProfessional DevOps Engineer、Data Engineerなどへ進むために有利です。
- 合格後、GCP資格のデジタルバッジを取得できます。Credlyを通じてLinkedInでシェア可能です。
最後に

この職業でどれだけ生計を立てるかはわかりませんが、今は自分の職業に誇りを持てるので、試験に合格したことに満足しています。
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